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万博終了まで1ヵ月となりました(Part2)

万博終了まで1ヵ月となりました(Part2)

さて、私の万博道中2回目です。

その前に、そもそも万博って何なんですか?

万博とは、「地球規模の様々な課題に取り組むために世界各国から英知が集まる場」(関西万博公式WEBサイト)

必ずテーマ(関西万博は「いのち輝く未来社会のデザイン」)があり、そのテーマに沿って技術や文化、芸術などを共有するのが国際博覧会です。
5年以上の間隔で開かれる登録博覧会(規模の制限なし)と、その間で行われる認定博覧会(規模の制限あり)があり、関西万博は登録博覧会になります。
日本で開催された万博は過去5回、今回で6回目で20年降りの開催。
最初の万博は1970年の日本万国博覧会(大阪万博)、次が1975年の沖縄国際海洋博覧会(沖縄海洋博)、そこから1985年の国際科学技術博覧会(つくば博)、1990年の国際花の緑の博覧会(花博)、2005年の2005年日本国際博覧会(愛・地球博)と続き、現在開催中の2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)となります。そして日本で開催される次の万博は2027年に神奈川県で開催される2027年国際園芸博覧会(横浜万博)です。

世代によって記憶に残っている万博は違うと思いますが、私は学校の遠足で行った花博の事をよく覚えています。花博には遊園地があったので花を見に行くよりジェットコースターに乗りに行くという感覚でしたね。
みなさんはどの万博が印象に残っていますか?

6回開催の万博で3回大阪開催なんですね。
今回の関西万博、当初は「並ばない万博」とPRしていましたが、日に日に入場者数が増え「並ばない」は何処へやら。笑
私の2回目万博はもう並びに行きましたよ。

目次

    バスでスムーズ入場、いざイタリア館へ

    この日も往復バスを予約。9時台入場に合わせてバスに乗り、到着が9時、入れたのが9時45分。バス側はかなりスムーズに入れると思います。
    もうね、イタリアに行くと決めていたのでそのままイタリア館へ直行です。
    でね、到着した時点で「3時間以上」という看板が。笑

    そこからはもうただただ並ぶだけ。お昼はどうするの?って思いますよね。
    イタリア館の隣がベルギー館で、ベルギーワッフルとフライドポテトを購入することができました。
    このワッフルがめちゃくちゃ美味しかったです!!これはこれで並ぶ価値ありです。
    そしてさらに並んで並んで。
    イタリア館のお向かいに吉本のステージがあるんですけども、そのステージを何回見た(聞いた)ことか。

    圧巻の展示が並ぶイタリア館

    並ぶこと6時間。

    やばいですイタリア。

    入った瞬間目に飛び込んでくるのは天井に吊っている飛行機の骨組み。
    これは大正時代に「ローマ-東京」飛行を成し遂げた木製飛行機の復元。3ヵ月間の飛行距離は1万8000キロメートルでライト兄弟が空を飛んでから17年後の事だとか。

    左:ファルネーゼ・アトラス
    右:復活のキリスト(ミケランジェロ)

    この2つの彫刻の何が凄いかを簡単に言いますと、アトラスはギリシャ神話に出てくる神様でゼウスに負けた罰として「世界の果てで天空を支えろ」と言われた方。この彫刻は西暦150年頃(日本は弥生時代)の作品で、背負っている天空(宇宙)には2世紀に見えていた星座の位置が正確に彫っていて彫刻としてのクオリティもですが天文学的にも凄いんです。

    ミケランジェロの復活のキリストは1514年頃の作品ですが、実はこれミケランジェロの失敗作。写真では見えませんが顔に黒いラインが出てしまったんですね。なので途中で制作を止めて違う彫刻家が引き継いで完成させたというもの。しばらーーくしてからこれもミケランジェロじゃん!と気づいた作品なのです。ちなみに2回目に作った完成品「ミネルヴァのキリスト」は雰囲気ががらりと変わっているのでぜひご覧になってください。

    名画から近代アートまで盛りだくさん

    左:正義の旗(ピエトロ・ペルジーノ)
    右:キリストの埋葬(カラヴァッチョ)

    これの何が凄いってペルジーノの正義の旗は10月に追加展示されたもので日本初公開。というよりイタリア国外で初公開!タイトルに「旗」とあるのは聖ベルナルディーノ信徒会が行列用の旗に使いたいと依頼したから。ちなみにペルジーノはミケランジェロの「最後の審判」で有名なシスティーナ礼拝堂の壁画を担当した人でもあります。
    カラヴァッチョのキリストの埋葬はバチカン美術館に展示されていますが、ここイタリア館ではそれよりも近く、素晴らしい照明で鑑賞することができます。にしても陰影法が素晴らしいですね。黒と光の効果で立体的でこちらに飛び出してきているようかのようです。

    他にも伊藤マンショの肖像画やレオナルドダヴィンチのスケッチ(こちらは止まることができない流れ作業のような鑑賞となります)などなど。
    早々たる美術品だけではなく、近代アートもたくさん展示されていますし、来年パリ冬季五輪のトーチもあったりします。
    フェラーリのサスペンションやブレーキは車好きにはたまらないものじゃないでしょうか。
    とにかく、こんなにも集合させちゃっていいの??というような美術品ばかりです。そして写真撮り放題という。

    私も美術に詳しい方ではありませんが、作品の下に必ずQRから説明を読めるようになっていますのでフムフムなるほど~~っとちょっと知識が増えた気がします。
    そんな事をしていると時間が経つのが早く・・・1時間以上滞在して、出てきたらもう夕方5時!

    虹のパレードと夜の幻想的な演出

    長文になってしまったのでここからはスピーディにいきます。笑

    イタリア館で合計7時間以上を費やしましたし、奇跡的に夜の水上ショー「アオと夜の虹のパレード」が当日予約で取れたので残された時間は少ない!
    というわけで、ぱっと入れるコモンズ館。
    色々な民芸品が展示されていて楽しい。

    トルクメニスタンに並んでいる間に虹が!

    これは私たちに対する頑張ったで賞かな。

    ショーの前にささっと食事を済ませ、虹のパレード待機。
    大屋根リングの照明が幻想的です。

    水でここまで表現できるのか!と驚くばかり。

    座って鑑賞できたのでいい休憩にもなりました。
    そしてそのままドローンショーが始まり、最後にゲートを表示してくれた時は笑いが起きていましたよ。

    なんだか最後は駆け足で書いてしまってすみません。
    そしてここまで読んでくれてありがとうございます。
    私の2回目万博道中でした。
    実はあともう1回行きます。きっとこれが最後の万博です。
    お昼と夜で表情が全く違うので可能な限り写真を撮ろうと思っています!
    きっと社内でもたくさんの人が万博に行っているはず。(パス持ちの方もいますしね)
    万博が終わったらみんなの思い出を写真でお伝えできたら楽しそうですね。

    「思い出写真」ちょっと計画してみようかな。

    <採用担当Ne>

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